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[WEBマーケティング]SSL通信対策 [2018年8月01日]

中小企業のための「SSL通信対策」


SSL通信って何?
SSL(Secure Sockets Layer)はインターネット上の通信(データ)を取り決めした仕組み。
特に、クレジットカード情報や個人情報など重要な情報(データ)を暗号化して安全にインターネット上でやり取りするためのものです。

SSL通信対応・SSL通信未対応

1つは、サーバとPCでやり取りする通信を暗号化して、第三者が傍受した情報を悪用できない仕組み。
2つめは、閲覧者が接続先サイトの偽装有無を確認できる仕組み。

URLが「https://xxx~」で始まるサイトはSSL(通信)対応サイト、”s”が抜けた「http://xxx~」となるサイトはSSL(通信)未対応サイトで注意が必要となります。

インターネット犯罪の対策として、全世界でSSL通信の導入が増えサイト全体をSSL化する「常時SSL化」が進んでいます。
日本の政府系サイトも2018年7月より常時SSLを義務化しています。

>>SSLなどのガイドラインマニュアル(2018年5月経済産業省発行)はコチラ

 

SSL通信の導入動向
「Percentage of pages loaded over HTTPS in Chrome by country」では、SSL通信のサイト普及率と解釈できます。2018年8月現在では、米国85%、ドイツ83%、フランス82%、ロシア75%、約70%、インドネシア68%、日本は67%など日本の普及率は決して高くはありませんが、今後も加速していくと予想されます。

>>上記の「Percentage of pages loaded over ~」はコチラ

しかも、Googleでは、2018年7月にリリースした新クローム(Chrome 68)によって、SSL未対応のサイトすべてに「保護されていません」と表示するようになっています。

また、GoogleのSEO対策でもSSL対応サイトは、未対応サイトよりページランクは有利に働きます。

>>詳細はコチラ

 

今後のサイト展開
サイト利用者にとって「SSL対応サイト=安心」、サイト運営者にとって「SSL対応サイト=SEO対策で有利」というメリットがあります。一方で、SSL対応によるコスト増がデメリットになりますが、サイト集客、企業イメージ、コンプライアンスのためにはやむを得ない費用でしょう。

 

まとめ
◆ SSL対応は、ネット犯罪などの対策として全世界で導入する流れです。
◆ 国内の政府や行政も積極的に推進しています。
◆ サイト運営者は、ネットビジネスを真剣に展開する上ではSSL対応は避けられません。

 

SSL通信の導入について

SSL通信の種類は、主に3つのタイプに分けられ、サイト運営者の規模や目的、そして予算に合わせてSSL通信サービスを提供している証明機関より選択します。

種類 ドメイン認証型 企業認証型 EV認証
特徴 ドメイン名の使用権のみを認証し、手軽で比較的安価 ドメインの使用権の認証に加え、申請した組織の実在性を認証。一般的に使用されている認証方式。 ドメインの使用権の認証に加え、申請した組織を登記簿謄本等で実在性を厳格に審査・認証。
取得可能な団体  中小企業、個人事業主、団体 一般企業、団体 一般企業、団体

自サイトのサーバ環境や事業規模・事業内容などに合わせたSSL通信タイプの選択やSSL通信等のサーバ設定でお困りの場合は、当社へお気軽にご相談ください。
なお、SSLサーバの設定作業(プラグインアプリ等のインスト含む)は、18,000円(税込)で対応いたします。

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