IT(Information Technology)よりも最近はITC(Information and Communication Technology)と呼称するケースが増えていますが、どちらもパソコンやインターネットを利用して情報武装する方法です。
社内のコスト削減として、お客様への情報サービスとして、情報の武装化は必要です。
ブランドを重視するなら大手企業は、幅広い分野で様々な実績を持っているので安心とお考えになる方が多いのではないでしょうか?
ブランド力のあるIT会社は、中小のIT会社に比べると、1.5~2倍程高いというのが一般的です。
信頼を選ぶか価格を選ぶかによって違ってきますが、大手IT会社だと自分の得意分野や有名メーカーのパッケージプランを選ばせる傾向があります。
乱暴な言い方だと、規模に合わせる適正なIT化を度外視して、軽自動車が妥当なところを、大型ワンボックス車や大型バス等の商品をハメ込もうとします。
結果的に小回りが利かない、メンテナンスが高いなどの弊害が生じてしまいます。
当たり前のことですが「システムは人ありき」を基本に、当社では業務内容に合わせ最適なIT化を進めます。
売れ筋のシステムを導入しても、使い勝手が悪いなどの理由でシステムがお蔵入りになってしまうケースを何度も見てきました。
だから、ユーザの困り事や既存システムの改善点をお聞きしながら考え、先ずは分かりやすい青写真を仕上げます。
ここで言う青写真とは、要件書と業務設計書です。開発するシステムの機能などを記述した書類で、システム用語が羅列されているので、技術者が読まないと分かりにくいです。それから、業務設計書というのは、出来上がったシステムを利用する場合の業務の流れを記述した手順書です。つまり、導入前と後の違いが分かる訳です。
他にも色々な書類がありますが、ユーザにとって、抑えなければいけないのはこの2点です。
どの機能を開発して、その機能を業務でどのように利用するのか?(便利になるのか?)
この2点について、当社ではユーザにとって分かりやすくまとめます。使うのはユーザであって、ユーザの希望するシステムが出来上がらないとお蔵入りになりかねません。
そして、青写真からIT化へカタチにしていきます。
その工程の中で、ユーザの予算や利用する規模などを加味しながら、手頃なソフトやぜい肉を取ったシンプルな開発で作り上げます。
例えばこんな工夫をします
社員の習熟度に合わせてシステムを分割開発
ユーザの要望を社員の操作スキルの進度に合わせて開発し、スキルアップしたら次のフェーズを開発します。
社員の習熟度に合わせて、システムをステップアップする方が、時には効率アップとなります。
オールドタイプでも動くシステムの開発
経費がかかるために古いPC(低いスペック)も社内で利用している場合、古いPCでも操作できるようにするためには、シンプルな開発ソフトで開発して、一昔前のCPUでもストレスなく利用できるような工夫が必要です。
但し、画面デザインなどのユーザインターフェースに凝ると、動作が重くなるため、シンプル過ぎて、デザインの評価は残念ながらイマひとつでした。